着衣泳講習のお手伝いをしてまいりました!
着衣泳講習のお手伝いをしてまいりました!
昨日、今日は、日本安全潜水協会(JCUE)の事業として行なっている着衣泳講習(浮いて待て!)のお手伝いで伊東市内の小学校2校のプールに行ってきました。
(先日の日曜日は辰巳国際水泳場主催の講習のお手伝いもしてきました)
着衣泳講習とは、海や川などに万が一転落した際に、衣服のままで浮かんで救助を待つというサバイバルスキルを身につける講習です。
ポイントは、
1.水に落ちても慌てず落ち着けば洋服や靴が浮力体となり浮かんでいられる。
2.溺れた人を発見した場合は自分で救助しようとせず、浮力体を渡して安全を確保した上で救助を呼ぶ。
3.落水した人を励ましつつ救助を待つ。
ということをプールでの実体験を通じて理解しててもらうことであり、子供だけでなく大人にも必要なスキルです。
(水に溺れて亡くなってしまった人の多くは大人です。しかも子供が落水し、それを助けようとして自分が溺死してしまったというケースが多いそうです)
昨日の一校目は、地元のダイビングショップのスタッフのお子さんも多数通っている小学校で、毎年全学年に対して講習を行なっております。
1コマ45分という短い時間ではあるのですが、1年生での水慣れから始まり、学年ごとの到達目標を明確にして行なっているため、私が受け持った6年生のクラスでは、全員がスムーズに「浮いて待て!」を実践できておりました。
今日行った二校目は、毎年5年生のみに行っていますが持ち時間を60分いただいているため、多くの児童が「浮いて待て!」を実践できるようになりました。
特に、泳げなくて水が苦手でプールに入るのも怖がっていた児童が、背浮きができるようになった時には、感動ものです。
JCUEや着衣泳講習のカリキュラムを作り指導員を認定している日本水難学会では、学校だけでなく地域団体やサークルなどに対して講師派遣をしております。
ご興味がありましたら、ぜひお問い合わせください。
※個人の方は、伊豆ダイビングスクールのCカード取得講習やプールでのスキルアップトレーニングの際に、着衣泳の基本をお教えすることも可能ですので、お気軽におっしゃってください。
https://izudiving.jp